二つの食塩水を混ぜたときの濃度から、混ぜる前の食塩水の濃度を濃度算で計算します。
食塩水Aの重さ、濃度と食塩水Bの重さ、混ぜ合わせた食塩水Cの濃度を入力し「濃度算を計算」ボタンをクリックすると、混ぜる前の食塩水Bの濃度と計算方法を表示します。
濃度10%、重さ200gの食塩水Aと、重さ250gの食塩水Bを混ぜたときにできる食塩水Cの濃度が15%のときの食塩水Bの濃度
食塩の量は、食塩水の重さ × 濃度 ÷ 100なので、
食塩水Aの食塩 = 200 × 10 ÷ 100 = 20g
食塩水Cの重さは、200 + 250 = 450gなので、
食塩水Cの濃度 = 食塩水Cの食塩 ÷ 食塩水Cの重さ × 100より
食塩水Cの食塩 = 食塩水Cの濃度 ÷ 100 × 食塩水Cの重さ
= 15 ÷ 100 × 450
= 67.5gになる。
よって、
食塩水Bの食塩 = 食塩水Cの食塩 - 食塩水Aの食塩 = 67.5 - 20 = 47.5g
食塩水Bの濃度 = 食塩水Bの食塩 ÷ 食塩水Bの重さ × 100より
食塩水Bの濃度 = 47.5 ÷ 250 × 100 = 19%
答え:19%
濃度算の例
- 濃度10%、重さ200gの食塩水Aと、重さ250gの食塩水Bを混ぜたときにできる食塩水Cの濃度が15%のとき、食塩水Bの濃度は何%?
- 濃度7%、重さ180gの食塩水Aと、重さ250gの食塩水Bを混ぜたときにできる食塩水Cの濃度が12%のとき、食塩水Bの濃度は何%?
- 濃度9%、重さ210gの食塩水Aと、重さ150gの食塩水Bを混ぜたときにできる食塩水Cの濃度が11%のとき、食塩水Bの濃度は何%?
- 濃度12%、重さ300gの食塩水Aと、重さ400gの食塩水Bを混ぜたときにできる食塩水Cの濃度が16%のとき、食塩水Bの濃度は何%?