2つの数の最大公約数を計算します。
最大公約数(2つの数)
最大公約数(2つの数)の計算について
最大公約数を計算したい2つの数を入力し「最大公約数を計算」ボタンをクリックすると、入力された値の最大公約数が表示されます。
また、最大公約数を素因数分解で求める方法と、筆算で求める計算方法も表示します。
入力する数は、2から10,000,000,000,000,000までの整数で入力してください。
最大公約数とは
2つ以上の整数に共通な約数を公約数といい、その中で最大のものを最大公約数といいます。
例えば、12と18の最大公約数を求めるとします。
12の約数は「1、2、3、4、6、12」で、18の約数は「1、2、3、6、9、18」になります。
これらの約数のうち、共通する「1、2、3、6」が12と18の公約数になり、その中で最大の6が12と18の最大公約数になります。
最大公約数の計算方法
最大公約数を計算するには、それぞれの数を素因数分解する方法や、共通の素数で割っていく方法、約数を書き出す方法などがあります。
例:36と48の最大公約数を計算します。
1. 素因数分解で計算する方法
それぞれを素因数分解します。
36 = 2 × 2 × 3 × 3
48 = 2 × 2 × 2 × 2 × 3
それぞれに共通の素因数を書き出します。
共通の素因数:2, 2, 3
これらの共通の素因数の積が、最大公約数になります。
よって、最大公約数は 2 × 2 × 3 = 12 になります。
2. 筆算で計算する方法
筆算で最大公約数を計算します。
最大公約数を計算したい数を並べて、それらの数を割り切れる素数を左に書きます。
2で割り切れるので、左に2を書きます。
2 | 36 | 48 |
それぞれの数の下に、左の数で割った商を計算して書きます。
ここでは、それぞれを2で割った18と24を書きます。
2 | 36 | 48 | |
18 | 24 |
それぞれの数を割り切れる素数がなくなるまで割っていきます。
割り終えたら、左側の縦の数を掛けた数が最大公約数になります。
2 | 36 | 48 | |
2 | 18 | 24 | |
3 | 9 | 12 | |
3 | 4 |
よって、最大公約数は 2 × 2 × 3 = 12 になります。
3. 約数を書き出す方法
それぞれの約数を調べて、最大のものを抜き出します。
36の約数:1, 2, 3, 4, 6, 9, 12, 18, 36
48の約数:1, 2, 3, 4, 6, 8, 12, 16, 24, 48
よって、最大公約数は 12 になります。