列車がすれ違う場合の、すれ違い始めてから終わるまでの時間から速度を通過算で計算します。
列車Aの長さ、速度、列車Bの長さ、すれ違うのにかかった時間を入力し「通過算を計算」ボタンをクリックすると、列車Bの速度の計算方法と、答えを表示します。
長さが200m、速度が毎秒20mの列車Aと、長さが220mの列車Bとがすれ違うのに10秒かかったときの列車Bの速度
速度 = 距離 ÷ 時間で、
距離は、列車Aの長さ + 列車Bの長さで、
速度は、列車Aの速度 + 列車Bの速度になるので、
列車Aの速度 + 列車Bの速度 = (列車Aの長さ + 列車Bの長さ) ÷ すれ違うのにかかった時間になり、
列車Bの速度 = (列車Aの長さ + 列車Bの長さ) ÷ すれ違うのにかかった時間 - 列車Aの速度になる。
よって、列車Bの速度 = (200 + 220) ÷ 10 - 20
= 毎秒22mになる。
答え:毎秒22m
通過算の例
- 長さが200m、速度が毎秒20mの列車Aと、長さが220mの列車Bとがすれ違うのに10秒かかったときの列車Bの速度は毎秒何mか?
- 長さが180m、速度が毎秒22mの列車Aと、長さが270mの列車Bとがすれ違うのに9秒かかったときの列車Bの速度は毎秒何mか?
- 長さが150m、速度が毎秒22mの列車Aと、長さが190mの列車Bとがすれ違うのに8秒かかったときの列車Bの速度は毎秒何mか?
- 長さが250m、速度が毎秒20mの列車Aと、長さが320mの列車Bとがすれ違うのに15秒かかったときの列車Bの速度は毎秒何mか?