列車がすれ違う場合の、すれ違い始めてから終わるまでの時間から列車の長さを通過算で計算します。
列車Aの長さ、速度、列車Bの速度、すれ違うのにかかった時間を入力し「通過算を計算」ボタンをクリックすると、列車Bの長さの計算方法と、答えを表示します。
長さが210m、速度が毎秒18mの列車Aと、速度が毎秒22mの列車Bとがすれ違うのに12秒かかったときの列車Bの長さ
距離 = 速度 × 時間で、
距離は、列車Aの長さ + 列車Bの長さで、
速度は、列車Aの速度 + 列車Bの速度になるので、
列車Aの長さ + 列車Bの長さ = (列車Aの速度 + 列車Bの速度) × すれ違うのにかかった時間になり、
列車Bの長さ = (列車Aの速度 + 列車Bの速度) × すれ違うのにかかった時間 - 列車Aの長さになる。
よって、列車Bの長さ = (18 + 22) × 12 - 210
= 270mになる。
答え:270m
通過算の例
- 長さが200m、速度が毎秒20mの列車Aと、速度が毎秒15mの列車Bとがすれ違うのに10秒かかったときの列車Bの長さは何mか?
- 長さが180m、速度が毎秒15mの列車Aと、速度が毎秒20mの列車Bとがすれ違うのに10秒かかったときの列車Bの長さは何mか?
- 長さが210m、速度が毎秒18mの列車Aと、速度が毎秒22mの列車Bとがすれ違うのに12秒かかったときの列車Bの長さは何mか?
- 長さが240m、速度が毎秒20mの列車Aと、速度が毎秒25mの列車Bとがすれ違うのに11秒かかったときの列車Bの長さは何mか?