二つの食塩水を混ぜたときの濃度から、混ぜる前の食塩水の重さを濃度算で計算します。
食塩水Aの重さ、濃度と食塩水Bの濃度、混ぜ合わせた食塩水Cの濃度を入力し「濃度算を計算」ボタンをクリックすると、混ぜる前の食塩水Bの重さと計算方法を表示します。
濃度10%、重さ150gの食塩水Aと、濃度20%の食塩水Bを混ぜたときにできる食塩水Cの濃度が16%のときの食塩水Bの濃度
食塩の量は、食塩水の重さ × 濃度 ÷ 100なので、
食塩水Aの食塩 = 150 × 10 ÷ 100 = 15g
食塩水Bの重さを[1]gとすると、
食塩水Bの食塩 = [1] × 20 ÷ 100 = [0.2]g
食塩水Cの重さ = 食塩水Aの重さ + 食塩水Bの重さより、
食塩水Cの重さ = 150 + [1]
食塩水Cの食塩 = 食塩水Aの食塩 + 食塩水Bの食塩より、
食塩水Cの食塩 = 15 + [0.2]
よって、食塩水Cの濃度 = 食塩水Cの食塩 ÷ 食塩水Cの重さ × 100より
16 = (15 + [0.2]) ÷ (150 + [1]) × 100
16 ÷ 100 × (150 + [1]) = 15 + [0.2]
24 + [0.16] = 15 + [0.2]
[0.2] - [0.16] = 24 - 15
[0.04] = 9
[0.04]gが9gなので、食塩水Bの重さは、9 ÷ 0.04 = 225g
答え:225g
濃度算の例
- 濃度15%、重さ250gの食塩水Aと、濃度20%の食塩水Bを混ぜたときにできる食塩水Cの濃度が18%のとき、食塩水Bの重さは何g?
- 濃度20%、重さ300gの食塩水Aと、濃度15%の食塩水Bを混ぜたときにできる食塩水Cの濃度が18%のとき、食塩水Bの重さは何g?
- 濃度10%、重さ150gの食塩水Aと、濃度20%の食塩水Bを混ぜたときにできる食塩水Cの濃度が16%のとき、食塩水Bの重さは何g?
- 濃度12%、重さ400gの食塩水Aと、濃度22%の食塩水Bを混ぜたときにできる食塩水Cの濃度が18%のとき、食塩水Bの重さは何g?