ある数は全体の何パーセントかといった計算や、ある数の〇〇パーセントはいくつかといった計算をします。
n進数変換
n進数変換の使い方
変換前と変換後の進数を選択し、変換したい数値を入力します。
数値は変換前の進数に合わせて入力して下さい。
「変換する」ボタンをクリックすると、変換された計算結果が表示されます。
また変換のための計算方法も合わせて表示されます。
数値の入力範囲
2進数から10進数 : 0から(進数-1)の値
2進数 : 0~1
3進数 : 0~2
10進数 : 0~9
11進数から36進数 : 0から(進数-1)の値,Aから(進数-10)番目のアルファベット
11進数 : 0~9, A
12進数 : 0~9, A~B
36進数 : 0~9, A~Z
n進数からn進数への変換方法
計算方法
n進数からn進数へ変換する場合、まずn進数から10進数に変換します。
次にその10進数の数を、変換したいn進数に変換することで、n進数からn進数へ変換します。
片方が10進数の場合は、n進数から10進数か10進数からn進数への変換のみを行います。
10進数以上では、11以上をアルファベットで表すので、数値に変換して計算します。
n進数から10進数への変換
n進数は1桁目からn0、n1、n2、n3と続いています。
なので、n進数を10進数に変換する場合、桁ごとに桁の数値×n桁数を計算することで求めることができます。
10進数からn進数への変換
10進数をn進数に変換する場合、10進数の数を0になるまでnで割っていき、そのときの余りを出します。
- n進数からm進数に変換するとします。
- 1. 桁ごとにn桁数を計算します。
- 2. 桁の数値×n桁数をすべて合計した値が、10進数に変換した結果になります。
- 3. 計算した数をすべて合計した値が、10進数に変換した結果になります。
- 4. この10進数の数値を、変換したいm進数のmで割って商と余りを出します。
- 5. 次の商をmで割って商と余りを出して、商が0になるまで繰り返します。
- 6. 余りを逆に並べた数が、n進数からm進数に変換した結果になります。
計算例
例:16進数の「3B0C」を8進数へ変換
まず16進数から10進数に変換します。
桁ごとに16桁数を計算します。
桁 | 16進数 | 16のn乗 |
---|---|---|
1 | C = 12 | 160 = 1 |
2 | 0 | 161 = 16 |
3 | B = 11 | 162 = 256 |
4 | 3 | 163 = 4096 |
0でない桁の数値×16nを計算すると「12×160 + 11×162 + 3×163 = 12 + 2816 + 12288 = 15116」となります。
よって、16進数の「3B0C」を10進数へ変換すると「15116」となります。
この10進数の「15116」を8進数へ変換します。
式 | 商 | 余り |
---|---|---|
15116÷8 | 1889 | 4 |
1889÷8 | 236 | 1 |
236÷8 | 29 | 4 |
29÷8 | 3 | 5 |
3÷8 | 0 | 3 |
余りの数を逆に並べると35414になります。
よって、16進数の3B0Cを8進数に変換した値が「35414」になります。